先週川根茶の組合に加盟しているお茶屋さんの若手で台湾へ研修に行ってきました。
台湾へ行くのは初めてで、現地の茶の産地を中心に見て回りました。
台湾の茶は半発酵茶である烏龍茶などがメインで緑茶はあまり飲まれていません。
ちなみに茶は発酵の長さにより変わってきます。緑茶は収穫後すぐに発酵を止める不発酵茶とよばれ、紅茶は発酵茶と呼ばれます。その中間が半発酵茶の烏龍茶というわけです。
台湾の茶畑は日本の茶畑と似てる部分もありましたが、生産工程は、シンプルで昔ながらというイメージでした。台湾の茶は飲む時には香りを楽しみ味わうものだったので、山間の茶である川根茶にも通じるかなとも思います。
普段はあまり感じませんでしたが、他の国の茶を見ると、日本の緑茶は収穫から製品になるまできめ細かい工程を経ていることを改めて感じました。世界には多くの茶がありますが、日本茶が一番贅沢な茶なのかもしれません。